検索意図の考え方を3つの手順で解説

こんにちは。SEOアドバイザーの田村です。
記事を書く時、検索意図を考えることは大切、と聞くけど、どう考えたら良いのか、困っていませんか。
検索意図の答えとなる内容を書くことができなければ、検索結果の1ページ目に表示させることは難しいです。
そこで本記事では、検索意図の考え方を3つの手順で解説します。
最後まで見ていただくと、検索意図に合った内容を書けるようになり、トップ10入りしやすい記事を書くことができます。
検索意図の考え方3つの手順

これから検索意図の考え方を3つの手順で解説します。
順番どおりに実践していただければ、ユーザーの検索意図をおおよそ理解できると思います。
不慣れだと、難しく思うかもしれませんが、繰り返しおこなうことで慣れてくるはずです。
それから、取り組む際は全てメモ帳などに書きだしましょう。
キーワードからターゲットを読み取る
まずはキーワードからターゲットを読み取りましょう。
では「キャンプ+ソロ」というキーワードを例に考えていきますね。
キーワードから読み取れるターゲットを3つほど考えます。
「キャンプ+ソロ」というターゲットは、以下のように考えることができるでしょう。
- キャンプに興味がある人
- 一人でキャンプをしたい人
- ソロキャンプ初心者
3語、4語の複合キーワードの方がターゲットがはっきりしている傾向が強いので、わかりやすいと思います。
一番知りたいであろう答えを考える
次に、検索したキーワードに対して、一番知りたいであろう答えを考えます。
例えば「キャンプ+ソロ」というキーワード。
一番知りたいであろうことは『ソロキャンプができる場所』ということが考えられます。
それが合っているかどうかは、とりあえず置いておいてください。
後ほど、合ってそうかどうかを確認します。
「なぜ」を繰り返し、深掘りする
それから、なぜユーザーはそのキーワードを検索窓に入力したのか、を考えます。
同じく「キャンプ+ソロ」というキーワード。
『なぜ「キャンプ+ソロ」を検索したのか』を考えます。
すると『ソロキャンプに行きたいから』ということが考えらるわけです。
ではそれに対して、どんな情報を与えると、ユーザーが満足しそうかを考えます。
『ソロキャンプに行きたい』かつ、ターゲットが「初心者」なので、「おすすめのソロキャンプ場」や「用意すべきソロキャンプ用品」などの情報を与えると良さそう、と判断することができるわけです。
この段階で、以下のように、書いた方が良い内容を推測することができます。
- おすすめのソロキャンプ場
- 用意すべきソロキャンプ用品
さらに深掘りできそうなら、深掘りしていき、それに対して、どんな情報を与えるとユーザーが喜びそうかを考えます。
ご自身で一度考えたら、上位サイトの見出しを調べて、確認します。
上位サイトの見出しで確認

なぜ上位サイトの見出しを確認した方が良いのかというと、検索エンジンに評価され、すでに検索結果の1ページ目に表示できているサイトだからです。
つまり、上位サイトの見出しをチェックすることで、ある程度の検索意図を把握することができるのです。
初めから上位サイトの見出しを見た方が早いのでは、と思うかもしれません。
しかし、最初から上位サイトの見出しを確認してしまうと、上位サイトが正解だと思い込んでしまい、他の検索意図に気づかなくなってしまう可能性があります。
なので、まずはご自身で検索意図を考えてみてから、答え合わせというわけではありませんが、上位サイトの見出しをチェックした方が良いわけです。
上位サイトの見出しを調べる際は、手作業よりもツールを利用するほうが、手っ取り早く知ることができます。
先ほどの「キャンプ+ソロ」の例で、私が考えた検索意図としては、以下の2つを挙げました。
- おすすめのソロキャンプ場
- 用意すべきソロキャンプ用品
それから、上位サイトの見出しを実際に見てみると、複数のサイトで「ソロキャンプの魅力」がありました。
なので、そもそも「ソロキャンプの魅力を十分に理解していない」可能性があるので、「ソロキャンプの魅力」についても書いてあげると良さそう、という判断をすることができるわけです。
逆に、上位サイトに書かれていても、検索意図とは関係ないな、と思う見出しがあれば、無視してかまいません。
例えば、上位サイトに「ソロキャンプとは」と見出しがあったとしても、「キャンプ+ソロ」の検索意図とは関係ない、と判断すれば、無視して良いということです。
見出し構成を考えて記事を書く

ある程度、検索意図がわかれば、どの順番で伝えていくのか、見出し構成を考えます。
見出し構成しだいで検索順位が大きく変わるので、真剣に考える必要があります。
そこで、最初の方に書くべきことは、一番知りたいであろう答え、つまり、結論です。
例えば「キャンプ+ソロ」の場合、知りたいであろう答えを『ソロキャンプの魅力』と、最終的に判断したとします。
そうしたら、『ソロキャンプの魅力』を最初の方に書いてあげます。
これが正解かどうかは、実際に記事を投稿しないとわかりません。
なので、自信満々でなくても、記事を公開しましょう。
良い順位を得られなくても、あとからリライトして、10位以内を再び狙うことができます。
1ページ目を狙うリライトする場合は『記事をリライトしてSEOを強化!7つのポイントを紹介』を参考にしてください。
上位表示に大切なこと

初心者であればあるほど、上位表示までに時間がかかってしまいます。
なので、テクニック的なことを求めがちです。
しかし、中長期的な上位表示を目指すなら、今の時代、テクニックだけで生き残ることを厳しいです。
もっと根本的なことに取り組む必要があります。
そこで『ブログを上位表示させる方法!テクニックだけではダメ』という記事がありますので、中長期的な上位表示を狙っている方は、ぜひ参考にしてください。
では次に、上位表示に大切なSEO対策についてもお伝えします。
SEO対策漏れがないように

上位表示には、SEO対策が欠かせません。
そして、SEO対策となることを何か一つでも取り組んでいれば良い、というものでもありません。
SEO対策となることをできるだけ多く取り組むことで、サイト単位、記事単位で検索エンジンに評価されやすくなり、上位表示の可能性を高めることができます。
そこで『SEO対策のチェックリスト27項目!SEO効果を高めよう』という記事がありますので、SEO対策漏れがないように、一度目をとおしてみてください。
最後に
本記事では、大きくわけると、以下のことについて解説しました。
- 検索意図の考え方3つの手順
- 上位サイトの見出しで確認
- 見出し構成を考えて記事を書く
- 上位表示に大切なこと
- SEO対策漏れがないように
お伝えした検索意図の考え方のとおりに、まずはご自身で考え、それから上位サイトの見出しを確認することで、幅広い検索意図に答えた、つまり、網羅性のある記事に仕上がっていきます。
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