リンク切れによるSEOの影響と対処法まで解説

こんにちは。SEOアドバイザーの田村です。
リンク切れがあるとSEOに悪影響があるのでは、と心配になっていませんか?
SEO効果を下がるようなことはしたくないですよね。
そこで本記事では、リンク切れによるSEOの影響だけでなく、対処法まで解説します。
リンク切れによるSEOの影響

まず結論からお伝えすると、もしリンク切れが起こった場合、SEOに悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。
なので、上位表示していたとしても、リンク切れを放置することで、検索順位を落としてしまうリスクがあるのです。
では、なぜ、リンク切れがSEOに良くないのか、ということをお伝えします。
リンク切れによって起こる問題

リンク切れによって起こる問題を2つお伝えします。
問題を知ることで、リンク切れを意識し、定期的にチェックする必要性をわかっていただけると思います。
ぜひ知っておいてください。
ユーザービリティが低下する
ユーザビリティとは、簡単に言うと、使いやすさ・便利さのことです。
どういうことかと言うと、リンク切れが起きてしまうと、エラーページが表示され、ユーザーは「このサイトは信用できるサイトなのか」と、不信感を抱いてしまうからです。
あなたも、クリックしたURLがリンク切れで、「ページがありません」などのように表示されたら、そのサイトを不審に思い、他のサイトへ移ろうと思うのではないでしょうか。
なので、そのようなことを避けるために、リンク切れには気を付けなけれいけないのです。
クローラーの巡回が止まる
クローラーとは、サイトの情報を収集するプログラムのことです。
クローラーは、リンクをたどってサイトの隅々の情報を取得します。
集めた情報は検索エンジンのデータベースにインデックス(登録)され、サイトが評価されます。
なので、リンク切れがあることで、クローラーの巡回が止まり、隅々まで情報を取得できなくなってしまいます。
その結果、評価の低下につながり、検索順位を落とす可能性があるというわけです。
このような問題を引き起こさないためにも、リンク切れ対策をすることが大切です。
そこで、リンク切れの対処法について、お伝えします。
リンク切れの対処法

リンク切れの対処法を2つご紹介します。
お好みで実践していただければと思います。
私個人としては、2つ目の対処法を使っています。
リンク切れチェックツールを利用する
使い方は簡単で、リンク切れをチェックしたいページのURLを入力して、「チェック」ボタンをクリックするだけです。
内部リンクをたどるので、サイト全体のリンク切れを確認することができます。
しかし、記事数が多いと、終了するまでに時間がかかってしまいます。
なので、リンク切れチェックツールを使う場合は、寝ている間などに利用するのが良いでしょう。
プラグイン「Broken Link Checker」を導入する
WordPressを利用しているのであれば、プラグイン「Broken Link Checker」をインストールすることをおすすめします。
このプラグインは、記事内のリンク切れを自動的にチェックし、もしリンク切れがあった場合は、メールで通知が届きますので、ご自身で全てのページを確認する必要はありません。
また、WordPressのダッシュボードにある「ツール」>「リンクエラー」でも、リンク切れを確認することができます。
では、「Broken Link Checker」のインストール方法を説明していきますね。
まず、ダッシュボードより、「プラグイン」>「新規追加」を選択します。

次に、キーワード検索窓に「Broken Link Checker」を入力します。

私の場合、すでに「有効」になってますが、初めての方は「今すぐインストール」>「有効化」を選択します。
これでプラグインが利用可能となりました。
■各自の設定■
ダッシュボードの「設定」>「リンクチェッカー」を選択し、編集画面を開きます。

【一般設定】
「一般設定」は以下のように設定すれば良いでしょう。

それぞれの項目について説明します。
・『各リンクをチェック』
これは、何時間ごとにリンク切れをチェックするかを設定するところです。
デフォルトでは72時間で、特に変える必要はないと思いますが、お好みで構いません。
・『メールで通知』『通知メールアドレス』
もしリンク切れがあった場合に、通知を希望するかを決めます。
早く、気づくためにもチェックを入れてく方がよいでしょう。
「通知メールアドレス」欄に入力されなかった場合は、サイトの管理者宛てにメールが届きます。
・『リンクの調整』
リンク切れが発見された場合、どのような見た目にするかを決めます。
デフォルトでは、取り消し線が表示されますが、違う表示にしたい場合は、「CSSの編集」よりご自身で設定することができます。
特にこだわりがなければ、デフォルトで十分です。
・『提案』
チェックを入れる必要はないかと思います。
・『警告』
チェックを入れておいた方が良いかと思います。
設定が決まったら、「変更を保存」をクリックします。
【含まれるリンクを探す】
サイト内で、どこのリンク切れをチェックするかを決めます。
以下のように設定すれば問題ないでしょう。

・『含まれるリンクを探す』
「コメント」「固定ページ」「投稿」にチェックが入っていれば、十分かと思います。
・『投稿のステータス』
「公開済み」にチェックを入れます。
設定が決まったら、「変更を保存」をクリックします。
【チェックするリンクの種類】
記事に貼り付けたYouTube動画などの動画のリンク切れ(公開停止)に関しても、設定をすることができます。
動画に関しては、いろいろと種類があるので、ご自身が利用しているところにチェックをいれれば、良いかと思います。

私は、「HTMLリンク」「HTML画像」「埋め込まれたYouTubeの動画」にチェックを入れています。
設定が決まったら、「変更を保存」をクリックします。
【プロトコル&API】
リンク切れのチェックに利用するAPIを設定します。
デフォルトのままで大丈夫です。
私もそのままです。

設定が決まったら、「変更を保存」をクリックします。
【高度な設定】
高度なので、特に設定を変える必要はないかと思います。
私も変えていません。


リンク切れが発見されたら、通知が来ます。
記事内などで、リンク切れが見つかると、ワードプレスのダッシュボードに通知が表示されます。
その通知をクリックすると、リンク切れの確認、編集画面に移行します。
設定が決まったら、「変更を保存」をクリックします。
【リンク切れの確認と編集】

このように、「警告」の件数が表示され、リンク切れのURLが表示されます。
表示されたURLをクリックすると、以下の処理が可能となります。
・URLを編集
・リンクの解除
・リンクエラーでない
・無視
・再確認
通常は、「URLを編集」を選んで、正しいURLに書き直すことが多いかと思います。
設定が決まったら、「変更を保存」をクリックします。
リンク切れの原因をあらかじめ知っておくことで、速やかに対処できますので、原因について、次に解説します。
リンク切れが起こる原因

リンク切れが起こる原因は二つ考えられます。
その二つをご紹介します。
ぜひ気をつけていただきたいです。
リンクを貼り間違えてしまう
リンクのURLの1文字が抜けてしまったりなど、何か一つでも足りないと、リンク切れが起こってしまいます。
なので、URLを入力する時やコピペする時は、リンクの貼り付けミスが起こらないよう、十分に気を付けましょう。
リンク先のページが削除されている
リンクを貼りつけた時は、有効なリンクだったのが、しばらくして、リンク先のページが何らかの理由で削除され、その結果、リンク切れが起きてしまう場合があります。
例えば、アフィリエイトリンクを貼っていて、その案件が終わったことで、リンク切れが起こってしまうケースです。
気が付かず、放置してしまう人が稀にいらっしゃいます。
リンク切れ以外の対策も意識しよう

ここまでリンク切れによるSEOの影響について解説しましたが、リンク切れだけに注意すれば良いというわけではありません。
SEO効果を高め、上位表示させたいのであれば、他にもやっておいた方が良い対策があります。
そのことについて、『SEO対策のチェックリスト27項目!SEO効果を高めよう』という記事で詳しく解説しましたんので、そちらの記事もチェックしていただきたいと思います。
最後に
本記事では、大きく分けると、以下のことについて解説しました。
- リンク切れによるSEOの影響
- リンク切れによって起こる問題
- リンク切れの対処法
- リンク切れが起こる原因
- リンク切れ以外の対策も意識しよう
リンク切れは、SEOに悪影響である可能性があります。
なので、もしリンク切れを発見した場合は、早急に対処しましょう。
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