生成AIツールを活用してブログ記事を作成しても大丈夫?|SEOのお悩み解決ブログ
こんにちは。正しいサイト構築&SEOアドバイザーの田村です。
あなたは今、次のようなことで悩んでいませんか?
- 生成AIツールでブログ記事を作成しても大丈夫?
- おすすめの生成AIツールは?
- 生成AIツールを使い際に注意することは?
生成AIツールの話題はよく聞くものの、ブログ記事の作成に利用しても大丈夫か心配になりますよね。
そこで、本記事では上記のことなどについて解説します。
最後までお読みいただくと、生成AIツールを活用しても上位表示の可能性を高めることができるので、ぜひ最後までご覧ください。
生成AIツールでブログ記事を作成して大丈夫?
結論を言うと、生成AIツールでブログ記事を作成も大丈夫です。
Googleガイドラインにも、以下のことが記載されています。
すでに説明したとおり、コンテンツの作成方法を問わず、Google 検索で成功を収めるには、E-E-A-T の品質を満たす、オリジナルで高品質な、ユーザー第一のコンテンツの制作を意識する必要があります。
引用元:AI生成によるコンテンツ作成を検討している方へのアドバイス|Google検索セントラル
上記の引用にもあるように、「コンテンツの作成方法を問わない。」と記述されています。
ですので、生成AIツールでブログ記事を作成しても問題ありません。
しかし、気を付けなければいけないことがあるので、生成AIツールの注意点を後述します。
生成AIツールでブログ記事を作成する3つのメリット
生成AIツールでブログ記事を作成するメリットは3つあるかと思います。
- 文章のたたき台になる
- 作業時間を短縮できる
- 人件費を削減できる
それでは、一つずつ詳しく解説します。
文章のたたき台になる
文章をゼロから考える必要がなくなります。
例えば、OpenAIのChatGPTなどのツールにプロンプト(指示文)を入力することで、文章が生成されます。
生成された文章をそのまま活用するのはNGですが、生成された文章をベースに整えていけばOKです。
また、新しいアイディアの発掘にも役立ちます。
私も生成AIツールによって、自分では思いつかなかった内容を記事に取り入れたりすることがあります。
作業時間を短縮できる
生成AIツールを活用することで文章のたたき台になることから、ブログ記事の作成時間が大幅に短縮できます。
例えば、生成AIツールによっては、狙うキーワードを入力するだけでタイトルと見出し構成、本文まで生成することが可能です。
人間が記事を書く場合、タイトル見出し構成、本文を書くとなると早い人でも数時間はかかるでしょう。
ですが、生成AIツールだと5分や10分で終えてしまうのです。
衝撃的ですよね。
人件費を削減できる
ブログをされている方の中には、記事作成を外注化している方もいらっしゃるでしょう。
SEOを意識した記事をwebライターに外注する場合、1記事あたり数千円から数万円ほどかかります。
ですが、生成AIツールであれば、例えば、月額5500円ほどで数十記事の執筆が可能です。
もちろん、生成AIツールによって料金や記事数の制限は異なります。
webライターに数十記事を外注する場合、1記事5000円だと5万円以上かかることになります。
webライターに外注するのと生成AIツールを活用するのとでは、かかるコストが大きく変わるわけですね。
生成AIツールでブログ記事を作成する5つのデメリット
生成AIツールでブログ記事を作成するデメリットを5つご紹介します。
- 情報が間違えていることがある
- オリジナル性に欠ける
- 文章が不自然になることがある
- コピーコンテンツになるリスクがある
- 著作権に触れるリスクがある
それでは、一つずつ詳しく解説します。
情報が間違えていることがある
生成AIツールは大量のデータをもとにして記事を生成しますが、そのデータの正確性が保証されているわけではありません。
ハルシネーションと言って、ウソを本当のことかのように文章が生成されることがあります。
また、常に最新の情報をもとにしているわけではないため、過去のデータに基づいた古い情報を提供することもあります。
ですので、生成された文章をそのまま公開するのは危険です。
必ず人間が目視で文章を確認する必要があります。
オリジナル性に欠ける
生成AIツールは膨大なデータをもとに文章を生成するため、既存の情報やパターンに依存することが多くなり、どうしても一般的であり、他の多くの記事と類似する傾向があります。
検索エンジンはオリジナル性のある記事を高く評価するわけですね。
Googleガイドラインに「コンテンツと品質に関する質問」(チェックリスト)に以下の内容が記載されています。
コンテンツと品質に関する質問
・コンテンツは、独自の情報、レポート、研究または分析の結果を提示しているものですか。
引用元:有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成|Google検索セントラル
私は生成AIツールを活用してブログ記事を書いたことがありますが、生成された文章の誤字脱字を確認したり、自然な文章に整えたりしましたが、検索エンジンにインデックスすらされませんでした。
検索エンジンは賢いので、生成された文章をほぼそのまま利用するだけの記事だとインデックスしない可能性があります。
だからこそ、検索エンジンにインデックスしてもらうために、オリジナル性のある文章に整えていくことが大切です。
文章が不自然になることがある
AIは文脈を完全に理解していないため、文法的なミスや意味不明な文章が含まれることがあります。
また、同じ単語やフレーズを繰り返す傾向があります。
長文になるほどその傾向が強くなってしまうのです。
私も生成AIツールを活用して、1記事が出来上がったと思ったら、同じ単語やフレーズが繰り返され不自然な文章だなと感じたことがあります。
ですが、そのような箇所を削除し整えることで、自然な文章の記事に仕上げることが可能です。
コピーコンテンツになるリスクがある
AIはインターネット上に存在する膨大なテキストデータを学習材料としているため、意図せずして他の記事と非常に類似した内容を生成する可能性があります。
検索エンジンは同じ内容が複数のサイトに存在することを嫌います。
コピーコンテンツと見なされた場合、そのページの検索順位が下がる可能性が高くなり、最悪の場合、サイト全体の評価にも悪影響を及ぼしてしまうのです。
ですので、生成された文章をそのまま利用するのではなく、人間の目できちんとチェックし、オリジナル性のある記事に仕上げることが大切です。
著作権に触れるリスクがある
AIツールによって生成された文章はコピーコンテンツになるリスクがあり、最悪、著作権に触れる可能性もあるのです。
万が一、著作権に引っかかった場合、注意で済めば良いですが、訴訟を起こされたら大変です。
生成AIツールは便利ですが、一歩間違えると悲惨な結果を招きます。
気を付けてご利用ください。
ブログ記事を書く生成AIツールを選ぶ3つのポイント
ブログ記事を書く生成AIツールを選ぶポイントを3つご紹介します。
- SEOに詳しい企業か
- 無料お試しがあるか
- 機能が充実しているか
それでは、一つずつ詳しく解説します。
SEOに詳しい企業か
ブログ記事を上位表示させるなら、ツールを提供している企業がSEOについて知っている必要があります。
SEOについて詳しくなければ、検索エンジンに評価されやすい文章を生成させることはできません。
現在、文章を生成させるAIツールがたくさん登場しています。
ですが、SEOについて詳しい企業なのかどうかわからない企業も、文章を生成させるAIツールを提供しているケースは少なくありません。
検索エンジンに評価されやすい文章を生成してくれるのか不安になりますよね。
だからこそ、SEOで有名な企業が提供している生成AIツールを選ぶことを推奨しています。
無料お試しがあるか
生成AIツールによっては無料で利用できるものもあるでしょう。
しかし、無料のツールですとモデルが古かったり、機能に物足りなさを感じたりするかもしれません。
そこで、有料の生成AIツールを活用してみたいと思われた場合、無料お試し期間があるツールを探してみると良いです。
いきなり料金を支払って、満足できなければ不満を抱くでしょう。
ですので、無料お試し期間があるツールの中から探すことを推奨します。
機能が充実しているか
ライティングだけの生成AIツールでも良いですが、他の機能も充実していると作業効率もアップします。
例えば、タイトルや見出し構成の提案もしてくれるツールがあります。
ゼロからタイトルや見出し構成を作ることは大変ですが、提案があれば、それを整えたりすることで簡単に作ることができ、すごくラクです。
ですので、ライティング以外の機能にも注目してみると良いですよ。
ブログ記事を書くおすすめの生成AIツール
ブログ記事を書くおすすめの生成AIツールを2つご紹介します。
- AItools
- ChatGPT
では、一つずつ詳しく解説します。
AItools
「AItools」とは、SEOに関するツールや教材などを多く扱っている株式会社Cacth the Webが販売しているツールです。
私はCacth the Webの商品を愛用しています。
AItoolsはライティングだけでなく、タイトルや見出し構成の提案などの機能も備わっています。
キーワードを入力するだけで、タイトルや見出し構成の提案、そして、本文も生成される優れものです。
詳しく知りたい方は下の青文字をタップ(クリック)して公式サイトをご覧ください。
ChatGPT
「ChatGPT」は多くの方が知っている生成AIツールと言えるでしょう。
プロンプト(指示文)を入力することで、文章が生成されます。
無料でも十分に活用できます。
ですが、有料版に切り替えることでさまざまな機能を使うことができ、作業効率をアップさせることができるでしょう。
ChatGPTにログインすることで、最新のモデルを利用できます。
まだChatGPTを利用したことがない方は、下の青文字をタップ(クリック)して、無料版からでも活用してみてください。
生成AIツールでブログ記事を書く際の注意点
生成AIツールでブログ記事を書く際の注意点を3つお伝えします。
- 生成された文章をそのまま利用しないこと
- オリジナル要素の追加
- スパムポリシー違反
それでは、一つずつ詳しく解説します。
生成された文章をそのまま利用しないこと
ハルシネーションが起こったり、文章が不自然になったりなどがあります。
また、生成AIツールは既存の情報をもとに文章を生成しているため、他のサイトの記事と類似する恐れがあるのです。
最悪、著作権に触れてしまうリスクがあるわけですね。
ですので、生成された文章をそのまま利用することは避けましょう。
オリジナル要素の追加
生成AIツールは何千文字、何万文字と多くの文章を生成することができます。
すごく便利なわけですね。
ですが、検索エンジンに評価される文章かいうと、そうではありません。
インターネット上の情報をもとに文章を生成しているので、他のサイトと似た内容の記事になりやすいです。
検索エンジンはオリジナル性のある記事を高く評価します。
そのためには、検索意図を把握すると良いですよ。
ユーザーの知りたいことをベースに、オリジナル要素を追加することで、検索エンジンに記事が高く評価され、上位表示の可能性が高まります。
スパムポリシー違反
生成AIツールでブログ記事作成がラクになると、ブログ記事を量産したくなりますよね。
ですが、ユーザーにとって価値のないブログ記事が大量生成されると、Googleにスパムだと判断される恐れがあるのです。
Googleガイドラインに以下のことが記載されています。
大量生成されたコンテンツの不正使用とは、ユーザーをサポートすることではなく、検索ランキングの操作を主な目的として大量のページを生成することを指します。この不正行為は通常、ユーザーにとってほとんどまたはまったく価値がなく、独自性のないコンテンツをその作成方法は問わず、大量に作成することに特化しています。
大量生成されたコンテンツの不正使用の例には次のものがありますが、これらに限定されません。
・生成 AI ツールまたはその他の同様のツールを使用して、ユーザーにとっての価値を付加することなく大量のページを生成すること
(一部抜粋)
引用元:大量生成されたコンテンツの不正使用|Google検索セントラル
生成AIツールによって、ブログ記事の量産が可能になりましたが、ユーザーにとって価値のないブログ記事が増えるとスパム扱いされるので、気を付けてくださいね。
最後に
本記事では、以下のことについて解説しました。
- 生成AIツールでブログ記事を作成して大丈夫?
- 生成AIツールでブログ記事を作成する3つのメリット
- 生成AIツールでブログ記事を作成する5つのデメリット
- ブログ記事を書く生成AIツールを選ぶ3つのポイント
- ブログ記事を書くおすすめの生成AIツール
- 生成AIツールでブログ記事を書く際の注意点
生成AIツールを活用してのブログ記事作成を問題ありません。
ですが、インターネット上の情報をもとに文章を生成しているので、このままだと検索エンジンに評価されず、上位表示しにくいです。
ですので、オリジナル要素をできるだけ多く追加しましょう。
上位表示の可能性が高まります。
無料メルマガでも、その他の上位表示のポイントについてお伝えしているので、興味をお持ちの方は下の緑ボタンをタップ(クリック)して詳細ページをご覧ください。
※本記事はSEOアドバイザーである田村が監修した上で、一部生成AIツールを活用しております。
#AI #ブログ #seo
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