内部リンクの多すぎはSEOペナルティ?理想はいくつか|SEOのお悩み解決ブログ
こんにちは。正しいサイト構築&SEOアドバイザーの田村です。
あなたは今、このようなことで悩んでいませんか?
- 内部リンクの多すぎはSEOペナルティなの?
- 内部リンクの設置はいくつが理想?
- 内部リンクの多すぎによる影響は?
そこで本記事では、上記のお悩みを解決していき、内部リンクを貼る際の考え方やポイントについても解説していきます。
また、動画も合わせて参考にしていただければと思います。
内部リンクの多すぎはSEOペナルティか?
推測ですが、不自然なほど内部リンクが多ければSEOペナルティになる可能性がありそうです。
なぜなら、以下のようにGoogleガイドラインで指摘されているからです。
Google 検索の検索結果ランキングを操作することを目的としたリンクは、リンクスパムと見なされる場合があります。(一部抜粋)
引用元:リンクスパム|Google検索セントラル
ですので、ペナルティを受けにくくするためにも内部リンクには注意した方が良いでしょう。
1ページ内に設置する最適な内部リンク数とは
では、内部リンクはどのくらいが良いのか、気になりますよね。
残念ながら「○○以上ならダメ、△△以下ならOK」というように、具体的な内部リンクの数が決まっているわけではありません。
そのため「じゃあ、どうすればいいの?」と気になるかと思います。
そこで、次に内部リンクを貼りつける時の考え方について解説します。
内部リンクの多すぎによる2つの悪影響
内部リンクの多すぎによる悪影響は2つ考えられます。
- 検索順位が下がる恐れがある
- ユーザーがクリックに迷う恐れがある
では一つずつ解説していきます。
検索順位が下がる恐れがある
低品質な記事の内部リンクが多く貼ると、検索順位が下がる恐れがあります。
なぜなら、低評価の記事の内部リンクを貼ることで、内部リンクを貼っている記事も低評価を受けてしまう恐れがあるからです。
また、関連性の低い記事のリンクを貼ることも検索順位にが悪影響を与えないか心配です。
ユーザーがクリックに迷う恐れがある
人間は選択肢が多すぎると「選択しない」という選択が生まれます。
ですので、内部リンクが多すぎることで、クリックをしないという選択肢が生まれる可能性があるわけです。
内部リンクをクリックされなければ貼っていても意味がありません。
内部リンクを貼りつける時の考え方
おそらく「内部リンクを貼るとSEOに良い」といった知識があるかもしれません。
半分正解で半分間違いなのですが、そのため「内部リンクを多く貼れば良い」と思っている方もいると思います。
このように内部リンクを「数」だけで考えてしまうと、余計な内部リンクが混じっている可能性があり、逆に記事の評価を下げるリスクがあります。
ですので、内部リンクの「数」ばかりを考えるのではなく「その内部リンク(記事)は、ユーザーに必要か」という目線で、内部リンクを貼りつけるようにすると良いです。
余計な内部リンクを減らすことができ、結果的に、内部リンクの多すぎを回避するができるでしょう。
では、どのように内部リンクを貼りつけたら良いのか、気になると思います。
そこで次は、内部リンクを設置する際のポイントについて解説します。
内部リンクを設置する際の5つのコツ
先ほど「内部リンクを貼るとSEOに良い」ということに対して、半分正解で半分間違い、とお伝えしました。
なぜなら、内部リンクの設置の仕方で、SEOに良い影響を与えるかが決まるからです。
内部リンク設置のポイントは次の5つです。
- 関連性のあるページとつなげる
- リンク先の内容がわかるアンカーテキストにする
- キーワードを含める
- アンカーテキストはシンプルにする
- テキストリンクの色と同じ文字色を使わない
では一つずつ詳しく説明していきます。
関連性のあるページとつなげる
まず、考えなければいけないことが内部リンクを設置する際に、関連性のあるページとつながっているかどうかです。
例えば「旅行」に関するページから「旅行に用意しておいた方が良い持ち物」に関するページへ飛ばす場合。
この場合、お互いのページは関連しているので、良いSEOの影響を期待できます。
しかし「旅行」に関するページから「マンション」に関するページへ飛ばす場合。
この場合、関連性が低いので、SEO的に悪い影響を与える可能性があるわけですね。
また、ユーザー目線で考えてみてください。
「旅行」に関する内容だったのに、突然「マンション」の話に変わるわけなので、ユーザーは『自分には関係ない』と思い、離脱するかもしれません。
関連性の高いページを増やすためにもキーワード選定がポイントです。
そこで『ブログ初心者でも失敗しないキーワード選定のやり方7ステップ』という記事を参考にキーワード選定をしてみてください。
関連性の高いページが増えると、サイト全体の専門性が高まり、高い評価を得られやすくなります。
リンク先の内容がわかるアンカーテキストにする
アンカーテキストに内部リンクを設置する時は、リンク先の内容がわかるアンカーテキストにしましょう。
アンカーテキストとは、リンクが設置されている文章を指します。
極端な悪い例を挙げると、リンク先が「旅行の際、用意しておくと良い持ち物」についてのページなのに、アンカーテキストが「デザート」であれば、リンク先へ飛んだ時に、ユーザーは困惑します。
また、各ページの情報を集めるクローラーにとっても良くありません。
ですので、適切なアンカーテキストにすることが大切です。
キーワードを含める
先ほど「リンク先の内容がわかるアンカーテキストにしよう」とお伝えしましたが、その際に狙うキーワードを含めることで、ユーザーやクローラーに対して、より正確に内容が伝わりやすくなります。
例えば、狙っているキーワードが「旅行+国内+おすすめ」であれば、「旅行」「国内」「おすすめ」を含めたアンカーテキストを作り、内部リンクを貼るということです。
記事タイトルには狙っているキーワードが含まれていると思うので、記事タイトルをアンカーテキストとして用いれば問題ありません。
アンカーテキストはシンプルにする
文章が長ければパッと見ただけでは判断できません。
例えば、40文字もある文章だと長すぎと言えます。
私の感覚ではありますが、長くても30文字程度と思っています。
ですが、厳密に文字数をチェックする必要はないでしょう。
テキストリンクの色と同じ文字色を使わない
アンカーテキストにリンクを貼ると通常、文章は青色になります。
ですので、他の文章を色で強調させたい場合は、青色を避けた方が良いということです。
なぜなら、リンクが貼られている文章なのか、強調のために文字の色を変えているだけなのかがわかりにくいからです。
もし、リンクだと思いクリックしたあとに、ただ青色に変えられた文章だと気が付いたら、少しイラっとさせてしまうかもしれません。
ですので、ユーザーを困惑させるような文字色の使い方をやめましょう。
SEO対策は内部リンクの設置だけではない
ここまで見ていただき、内部リンクの多すぎによるSEOペナルティや影響について理解していただけたと思います。
しかし、上位表示を目指すなら、内部リンク対策をするだけでは十分な対策と言えません。
期待できるSEO対策全て取り組むことで、検索順位10位以内に入る可能性を高めることができます。
そこで『WordPressでやるべきSEO対策を初心者向けに徹底解説』という記事がありますので、やっていない対策がないかどうか確認していただければと思います。
最後に
本記事では、大きくわけると、以下のことについて解説しました。
- 内部リンクの多すぎはSEOペナルティか?
- 内部リンクを貼りつける時の考え方
- 内部リンクを設置する5つのコツ
- SEO対策は内部リンクの設置だけではない
結論としては、内部リンクが多すぎるとSEOペナルティになる恐れがある、ということです。
しかし、内部リンクを設置する際に、ユーザー目線「本当に、ユーザーに役立つリンクだろうか」ということをよく考え、内部リンクを設置すれば、多すぎになってしまうことはないでしょう。
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