WordPressでSEOにおすすめのパーマリンク設定は?変更時は要注意

こんにちは。正しいサイト構築&SEOアドバイザーの田村です。
あなたは次のことで悩んでいませんか?
- SEOに最適なパーマリンク設定はどれ?
- パーマリンクを途中で変更したいけどSEO的に大丈夫?
パーマリンクはSEOに小さな影響を与えるので、きちんと考えて設定する必要があります。
そこで本記事では、SEOに最適なおすすめのパーマリンク設定をご紹介します。
しかし、おすすめ以外のパーマリンク設定をしている方もいるはずです。
なので、途中でパーマリンクを変更する際の注意点についても解説していきます。
何も知らずに設定を変えてしまうと、後悔しますので、そうならないように最後まで目を通していただきたいと思います。
もくじ
SEOに最適なおすすめのパーマリンク設定とは

SEOに最適なおすすめのパーマリンク設定は、各記事の内容がわかるURLに設定することです。
例えば「英語初心者に向けた内容の記事」であれば、パーマリンクは「english-beginner」などが挙げられます。
そうすることで、ユーザーはURLを見ただけで、ご自身が求めている情報がありそうな記事かを判断することができるわけです。
また、検索エンジンにとっても記事内容を把握するために役立ちます。
なので、それぞれの記事に合うURLに設定した方が良いです。
WordPressでパーマリンク設定のやり方

WordPressでのパーマリンク設定のやり方はとても簡単です。
上の画像のように、左に表示されているダッシュボードから、「設定」>「パーマリンク設定」を選択します。
それから「カスタム構造」にチェックを入れ、「%postname%」を選択するだけです。
「postname」は投稿名のことです。
あとは「投稿」>「新規追加」で、記事を書く時にパーマリンクをご自身で付けられるようになっているので、記事の内容に合ったパーマリンクを考えるだけです。
場合によっては「%category%」「%postname%」の順を推奨されることがあるかもしれません。
「category」はカテゴリのことです。
しかし「%category%」は含めないことを強く推奨しています。
なぜなら、途中でカテゴリ名を変えることができなくなってしまうからです。
変更できなくなってしまうのはかなり不便です。
なので、「%postname%」だけを選びましょう。
パーマリンクを途中で変えない方が良い場合

パーマリンクを途中で変更しない方が良い場合は次に2つです。
- すでにアクセスがある
- 被リンクを獲得している
それぞれについて、もう少し詳しく説明していきます。
すでにアクセスがある
すでにサイトへアクセスがあるのであれば、パーマリンク変更はやめた方が良いです。
なぜなら、URLが変わることで記事の評価がゼロへ戻り、検索順位を落とすからです。
また、SNSなどに記事のURLを貼ってあった場合、変更前のURLからはサイトへのアクセスができなくなってしまうので、アクセスが減ってしまいます。
被リンクを獲得している
被リンクをすでに獲得できているのであれば、パーマリンクの設定は変更しない方が良いです。
理由は記事の評価を下げてしまい、結果として、順位が下がってしまうからです。
また、被リンクを得ることは容易ではないため、もったいないです。
パーマリンクを途中で変えるデメリット

パーマリンクと途中で変更したいと思っている方もいると思います。
しかし、デメリットが3つあります。
- SEOの評価が下がる
- リンクからアクセスされた場合、エラー表示になる
- リダイレクトの設定が大変
では一つずつ説明していきます。
SEO評価が下がる
パーマリンクを途中で変えるということは、URLが変わることなので、これまでついた評価がゼロとなります。
そのため、上位表示されていたとしても、検索順位が下がってしまいます。
しかも、元の順位に戻る保証がないわけです。
パーマリンク変更は、それだけリスクのある行為と言えます。
リンクからアクセスされた場合、エラー表示になる
例えば、パーマリンクの変更前、TwitterなどのSNSにページAのリンクを貼ってあったとします。
パーマリンクを変更したあとはURLが変わるため、SNSに貼ってあるリンクと違うものになってしまいます。
つまり、SNSに貼ったリンクをクリックしても、ページを開くことができず、エラーページが表示されてしまうわけです。
その結果、アクセスを減らす原因となってしまいます。
リダイレクトの設定が大変
リダイレクトとは、古いURLから新しいURLへ飛ばすことができる方法です。
一つ一つのページに設定を行なっていくので、記事数が多いほど大変な作業になってしまいます。
パーマリンの設定を途中で変えても、リダイレクトという方法がありますが、古いURLでの評価を新しいURLへ、100%引き継げる保証はないので、評価が下がってしまうリスクがあります。
おすすめ以外のパーマリンク設定時の対処法

おすすめの「カスタム構造」による「%postname%」へ変更したいけど、途中で変えるとリスクがあるとなると、どうすれば良いか悩みますよね。
そこで解決方法は2つあります。
- 設定を変えずに継続する
- 思い切って変更する
それでは一つずつ説明していきます。
設定を変えずに継続する
すでに上位表示されている記事が多く、安定したアクセスがあるならば、パーマリンクを変えない方が良いでしょう。
変えることによるリスクの方が大きいです。
私もパーマリンクについて知った時は、すでにアクセスがあったので、無理に変えず「数字ベース」の設定でサイトを運営しています。
それでも、上位表示できています。
なので、リスクを負ってまで変更しなくても大丈夫です。
思い切って変更する
上位記事が少なく、アクセスもあまりないのであれば、思い切って変えるのも一つの方法です。
特に、日本語のURLになっているならば、変更を検討することを推奨します。
なぜなら、SNSにURLを貼った場合、「%E3%83%82%・・・」のように数字とアルファベットの長い羅列となり、見た目がよくないです。
また、不審なURLに思われてしまう可能性もあります。
なので、あなたのサイトの状況を踏まえた上で、パーマリンクの変更を検考えてみてください。
パーマリンクを付ける時の4つのポイント

パーマリンクをカスタム構造の「%postname%」を選択することで、それぞれのページに対して、ご自身でパーマリンクの名前を付けることができます。
その時のポイントが4つあります。
- 半角・小文字の英数字を用いる
- ハイフン(-)を用いる
- 記事の内容が伝わるようにする
- シンプルにする
では一つずつ説明していきます。
半角・小文字の英数字を用いる
パーマリンクには半角・小文字の英数字を使用します。
例えば、「affiliate」や「money」のようにです。
ちなみに、それぞれの意味は「アフィリエイト」と「お金」です。
この時、ローマ字よりも英語で記述することをおすすめします。
なぜなら、サイトの情報を集めているクローラーと呼ばれるプログラムが理解しやすいからです。
もし英語がわからなければ「okane」のようにローマ字でも構いません。
ハイフン(-)を用いる
英単語と英単語を区切る時は、ハイフン(-)を使います。
例えば、「英語初心者」のパーマリンクを付けたいなら「english-beginner」という具合にハイフン(-)で区切ります。
『どうしても英語は無理!』という方は、「eigo-syoshinsya」でも良いです。
もう一つ例を挙げると、「旅行のおすすめ」のパーマリンクを付けるなら、「trip-recommendation」といった具合になります。
また、ローマ字の場合だと「ryokou-osusume」と挙げられます。
記事の内容が伝わるようにする
パーマリンクを設定する時は、記事の内容が伝わるように設定しましょう。
そうすることで、検索エンジンに良いだけでなく、ユーザーもURLをパッと見ただけで、内容をイメージすることができます。
例えば、「北海道旅行の持ち物」に関する記事なら、「hokkaido-trip-baggage」、「hokkaido-ryoko-motimono」のように考えることができます。
シンプルにする
パーマリンクは、できるだけシンプルになるように作りましょう。
例えば、狙っているキーワードが「料理+作り方+簡単」であれば、英語だと「how-to-cook-easily」のように考えられますが、もっとシンプルにすると「easy-cooking」のように考えることができます。
また、ローマ字だと「ryori-tukurikata-kantan」と考えることもでき、もっとシンプルにするなら、「kantan-ryori」のように短くすることができます。
『これが正解』というのはないので、あまり難しく考える必要はありません。
これまでに4つのポイントをご紹介しましたが、Google検索セントラルにもっと具体的に書かれているので、一度目を通してみることをおすすめします。
参考:『Google検索セントラル:シンプルな構造を維持する』
パーマリンクのSEO効果について

パーマリンクは、そもそもどのくらいSEO効果をもたらすのか気になりますよね。
SEO効果は微々たるものと言われています。
なので、ご紹介したカスタム構造の「%postname%」にしないよりはした方が良いよね、ぐらいのものなので無理して変更する必要はありません。
私自身もパーマリンクを変更するタイミングを逃し、「数字ベース」設定でサイトを今でも運営しています。
しかし、それでもサイトの評価を上げ、上位表示の記事もあります。
補足:パーマリンクとは

補足として説明させていただくと、パーマリンクとは、各ページに付けられるURLの末尾部分を指します。
上図の赤で囲った部分が、パーマリンクと呼ばれる部分です。
WordPressだと、パーマリンクを設定する時に、「日付と投稿名」「月と投稿名」「数字ベース」「投稿名」「カスタム構造」の中から、選ぶことができます。
最後に
本記事では、大きくわけると次のことを解説しました。
- SEOに最適なおすすめのパーマリンク設定とは
- WordPressでパーマリンク設定のやり方
- パーマリンクを途中で変えない方が良い場合
- パーマリンクを途中で変えるデメリット
- おすすめ以外のパーマリンク設定時の対処法
- パーマリンクを付ける時の4つのポイント
- パーマリンクのSEO効果について
- 補足:パーマリンクとは
先ほどもお伝えしましたが、パーマリンクによるSEO効果は微々たるものです。
なので、おすすめした設定と違うパーマリンクだからといって、無理に途中で変更する必要はありません。
なぜなら、変更によるリスクも大きいからです。
なので、ご自身の状況を踏まえて、パーマリンク設定を変えるべきかを決めた方が良いです。
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