SEO対策をしていて、検索順位が落ちるその原因とは?

こんにちは。SEOアドバイザーの田村です。
SEO対策をしていても、検索順位が落ちることがあると思います。
場合によっては、早く対処しないと、サイト全体の評価をどんどん下げてしまう可能性があります。
そこで、本記事では、検索順位が落ちる7つの原因とその解決策について、解説します。
検索順位が落ちる7つの原因と解決策

検索順位が落ちる7つの原因とそれぞれの解決策について、解説します。
Googleアップデートがあった
検索順位が落ちる原因で、まず考えられるのが、Googleのアップデートです。
アップデートは、大小含めると、毎日のように行われています。
そのため、小さなアップデートの場合でも、順位が多少落ちることがあります。
ここで、注意したいのが、大きなアップデートです。
大きなアップデートの場合、順位が大きく落ちることがあります。
また、最悪の場合、圏外まで順位が落ちることもあります。
大きなアップデートがあった時は、 Twitterで話題になり、リアルタイムで知ることができるので、Twitterをチェックすることをおすすめします。
また、タイムラグがありますが、アップデートに関する記事を書く人もいますので、検索してみると、大きなアップデートがあったことを知ることができます。
大きなアップデートが原因で、順位が落ちる場合は、すぐに記事の修正などせず、しばらく様子を見ましょう。
1~2週間、早ければ数日で、順位が戻ることも珍しくありません。
待ってみても順位が戻らない場合は、アップデートの内容を確認し、改善する必要があります。
それでも、順位が戻らなければ、最悪、そのサイトを手放した方が良いかもしれません。
Googleによるペナルティを受けた
Googleからペナルティを与えられると、順位が落ちてしまいます。
何をしたらペナルティを受けるのか、「ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)」より、引用したいと思います。
・コンテンツの自動生成
・リンクプログラムへの参加
・オリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったく存在しないページの作成
・クローキング
・不正なリダイレクト
・隠しテキストや隠しリンク
・誘導ページ
・コンテンツの無断複製
・十分な付加価値のないアフィリエイトサイト
・ページへのコンテンツに関係のないキーワードの詰め込み
・フィッシングや、ウイルス、トロイの木馬、その他のマルウェアのインストールといった悪意のある動作を伴うページの作成
・リッチスニペットマークアップの悪用
・Googleへの自動化されたクエリの送信
引用元:ウエブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)
もし、思い当たるところがあれば、あらかじめ対処しておくことをおすすめします。
対処の仕方ですが、ペナルティには、手動ペナルティと自動ペナルティという2種類があり、対処方法が違います。
まず手動ペナルティとは、Googleのスタッフが目で確認し、違反しているカ所があれば、科せられるペナルティです。
自動ペナルティとは、Googleのアルゴリズム(評価基準)によって判断され、科せられるペナルティです。
手動ペナルティの場合、Search Console(サーチコンソール)へ、ペナルティに関するメッセージが届くので、何がいけなかったのかがわかります。
ですので、メッセージに書かれている部分を修正するだけで解決できます。
自動ペナルティの場合は、メッセージなど何かがあるわけではないので、自分でブログを見直して、修正していく必要があります。
昔は、ブラックハットSEOという、Googleの裏をかくような裏ワザ的な手法が流行りましたが、今は、スパム判定される可能性が高いので、やめましょう。
ブラックハットSEOの具体的な内容を挙げると、被リンクを買ったり、自作自演の被リンクを利用することなどです。
ペナルティを科せられた場合、修正するのに手間と時間がかかってしまうので、ペナルティとなりそうなことは、避けるようにしましょう。
ライバルサイトの順位が上がった
ライバルサイトの順位が上がったら、相対的に自分のサイトの順位が落ちてしまいます。
ライバルサイトの順位が上がったということは、自分のブログよりもよい情報(内容)が書かれていることになります。
ですから、上位ライバルサイトをチェックし、記事を改善するしか方法はありません。
リライトが良くなかった
順位を上げようと、リライトしたつもりが、逆に順位を落としてしまうケースです。
リライト後、検索エンジンに評価されるまでに時間がかかるので、1~2週間ほど、様子を見ましょう。
それでも、順位が元に戻らなければ、リライトする前の記事内容に戻した方が良いです。
ですから、リライトする時は、リライト前の内容をしっかり記録しておいた方が良いです。
WordPressのテーマ(テンプレート)を変更した
WordPressのテーマを変えると、順位が落ちることがあります。
というのも、テーマを変えることで、サイトの構造が変わってしまうので、検索エンジンが構造を把握するまでに、時間がかかってしまいます。
時間が経てば、基本的には順位が元に戻ってきます。
しかし、数カ月経っても、順位が戻らない場合は、テーマ自体に問題がある可能性があるので、元のテーマに戻すか、別のテーマに変えることをおすすめします。
URLを変更した
例えば、パーマリンクの途中変更やSSL化した場合が挙げられます。
パーマリンクを途中で変更すると、新しい記事として、検索エンジンが評価し始めるため、順位が落ちてしまいます。
順位が決まるまで、しばらく待つ必要がありますが、必ずしも順位が元に戻るとは限らないので、パーマリンクの途中変更は注意が必要です。
あと、SSL化ですが、「http」から「https」とURLが新しくなるので、順位が戻ってくるまで待つ必要があります。
記事タイトルを変更した
記事タイトルを途中で変更した場合、検索順位が落ちることがあります。
検索エンジンの評価を受けるために、1~2週間ほど様子を見る必要がありますが、順位が上がらない可能性もゼロではありません。
万が一、順位が上がらない場合は、元の記事タイトルに戻すことをおすすめします。
記事タイトルの途中変更は、順位が落ちるリスクがあるので、ちゃんと考える必要があります。
検索順位の落ちる原因がよくわからない時の対処方法

これまでに、順位が落ちる原因について、解説しましたが、それでも原因がよくわからないこともあると思います。
その時の対策について、解説します。
しばらく様子を見る
原因がよくわからない場合は、しばらく様子を見ることをおすすめします。
というのも、一時的に順位が落ちただけかもしれません。
私は、検索順位1位の記事が突然、圏外になったことがありますが、翌日、再び1位に戻りました。
正直、原因はよくわかりません。
おそらく小さなアップデートがあったのかもしれません。
しかし、このように、私の場合は翌日ですが、しばらく待つことで、順位が戻る可能性もあります。
検索順位を落とさないためにGoogleのことも知っておこう!

今の時代のSEOは、ブラックハットSEOのように近道がなく、ホワイトハットSEOのようにGoogleのガイドラインにそった運営をし、コツコツと積み上げていくことが大切です。
コツコツと積み上げていくことで、検索エンジンの高い評価を受け、順位が安定します。
逆に、裏ワザ的に手法を用いたところで、一時的には、順位が上がると思いますが、順位が落ちるのは時間の問題であり、そう長くはもたないでしょう。
検索順位を落とさず、長期的なサイト運営を目指すのであれば、Googleがどのようなサイトを評価するのか、を知っておきましょう!
最後に
SEO対策をしていて、検索順位が落ちる原因について解説しました。
順位が落ちた時は、かなり焦ってしまうし、不安にもなりますが、まずは、本記事でご紹介した原因に当てはまるかどうかを確認し、当てはまらない場合は、しばらく様子を見ましょう。
また、順位が落ちないためにも、日頃から正しいサイト運営をしましょう。
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