SEO対策とaltタグ(属性)の関係は?適切な書き方も解説

こんにちは。正しいサイト構築&SEOアドバイザーの田村です。
あなたは今、このようなことで悩んでいませんか?
- altタグ(属性)はSEOに影響するの?
- SEO対策のための画像の使い方を知りたい
- 全ての画像にaltタグ(属性)を設定した方が良いのか?
SEO対策となるのなら、少しでもSEO効果を上げるために取り組みたいですよね。
そこで本記事では、SEO対策とaltタグの関係について解説していきます。
加えて、altタグの適切な書き方についてもお伝えするので最後まで読んでいただければと思います。
もくじ
altタグ(属性)はSEO対策となるのか

まず結論から述べると、altタグの設定はSEO対策となります。
altタグを設定することで、画像検索からの流入を見込めます。
ただジャンルによっては、画像検索からの流入は稀なこともあるでしょう。
「SEO」がテーマである私のサイトは、画像検索からの流入は稀です。
しかし、設定しておくことで、アクセスのチャンスを獲得できるので設定しています。
なので、画像からのアクセスの見込みが低くても、altタグの設定はしておいた方が良いです。
altタグ(属性)の役割

altタグの役割は主に3つあります。
- 検索エンジンに画像の内容を伝える
- 画像の読み込み失敗時に表示される
- 音声で読み上げられる
では一つずつ説明していきます。
検索エンジンに画像の内容を伝える
altタグを用いることで、検索エンジンのクローラーが画像の内容を理解することができます。
記事内にただ画像を貼り付けるだけでは、その画像が「どんな内容の画像なのか」を理解することができません。
例えば、altタグに「車」と設定すると「車」の画像として検索結果に表示されます。
なので、altタグを用いるときは、その画像がどのような画像なのかがわかるキーワードで設定をすると良いです。
画像の読み込み失敗時に表示される
記事を開き、画像が読み込まれなかった場合、画像の代わりとして設定したaltタグの内容が表示されます。
なので、文章によりどのような画像が表示される予定だったのかがわかります。
しかし、もしaltタグに記述されていなければ何も表示されません。
つまり、どのような画像が表示されようとしていたのかわからないわけです。
画像の読み込み速度は2021年6月中旬より、ランキング要因となります。
もし画像の表示速度が遅いのであれば、すぐに改善した方が良いです。
そこで『コアウェブバイタルの計測ツール4選!初心者もできる改善方法を解説』という記事がありますので、実践していただければ、画像の表示スピードが速まり、より高い評価を得らやすくなるでしょう。
音声で読み上げられる
altタグが設定されていると設定した文章が読み上げられます。
そのため、目の不自由な方に対しても、どのような画像なのかを伝えることができます。
つまり、ユーザービリティ向上にもつながるわけです。
altタグ(属性)を利用しなくても良い場合

altタグを設定しなくても良い場合とは、装飾として画像を用いている場合です。
私の記事を見ていただければわかると思いますが、h2見出しの下に装飾用の画像を設置しています。
装飾用なのでaltタグを設置しなくても良いわけです。
なので私の場合、重要度の低い画像に関してはaltタグを設定していません。
altタグ(属性)の適切な書き方

altタグの適切な書き方は3つあります。
- 画像の内容に合う文章にする
- キーワードを詰め込み過ぎない
- できるだけ短い文章にする
それでは一つずつ詳しく説明していきます。
画像の内容に合う文章にする
例えば、野原で遊んでいる茶色の子犬の画像を用いるとします。
良い例だと、以下のような記述ができます。
「野原で遊ぶ茶色の子犬」
悪い例だと、以下のような記述ができます。
「茶色,犬,子犬,小さい犬」
このように、単語の羅列はよくありません。
単語の羅列は、検索エンジンに画像の内容をきちんと伝えることができていないので、最悪、評価を下げられてしまう可能性があります。
キーワードを詰め込み過ぎない
検索エンジンに少しでもヒットされるように、あれもこれもとキーワードを入れたくなるかもしれません。
しかし、あれもこれもとキーワードを詰め込んでしまうと、画像の内容とだんだんズレてしまうリスクがあるので、結果的によくありません。
例えば、先程と同じように、野原で遊んでいる茶色の子犬の画像で説明しようと思います。
悪い例を挙げると、下記のような感じになります。
「茶色 子犬 犬 かわいい ペット 癒し 柴犬」
「ペット」「癒し」「柴犬」のように、画像とは関係のないキーワードを詰め込むと、逆効果となってしまうので注意が必要です。
できるだけ短い文章にする
簡潔な文章にすることで、検索エンジンにより理解されやすくなります。
というのも、文章が長いということは、その分キーワードも多く含まれることになるので、画像の内容がちゃんと伝わらない可能性もゼロではないからです。
なので、可能な限り短い文章にすることがポイントです。
画像のaltタグの設定については『SEOスターターガイド』にもさらに詳しく解説されています。
その他、画像に関することでやっておきたい対策

SEO対策というわけではありませんが、他にもやっておきたい画像の対策があります。
その対策について『WordPressの画像タイトルはSEOで大切?』という記事にまとめました。
画像の対策はaltタグの設定だけだと思っていた方は、ぜひ一度ご確認していただければと思います。
altタグ(属性)の設置方法
WordPressであれば、altタグの設定はとても簡単です。
記事投稿の編集画面より、altタグを設定したい画像を選択します。
そして、下の画像のように「置換」>「メディアライブラリを開く」もしくは「アップロード」より、挿入したい画像を選択します。

それから、下の画像のように「代替テキスト」と書かれている部分に、その画像の内容がわかるような文章を記述します。

これで終了です。
昔はプログラムを触る必要がありましたが、その必要はありません。
画像検索によるアクセスを確認する方法

Googleが無料で提供しているツール、「サーチコンソール」を使用することで、画像検索によるアクセスを、簡単に確認することができます。
サーチコンソールのダッシュボードより、「検索パフォーマンス」>「検索タイプ」を選択し、「画像」にチェックを入れるだけで、どんなキーワードでどのページが検索されているのか、がわかります。

ジャンルによっては、画像検索が多かったり、少なかったりすると思います。
例えば、物販系は画像検索が見込めますが、私が扱っているSEOなど、アフィリエイトやビジネス系ジャンルは、画像検索の見込みが低いでしょう。
とはいえ、ユーザーがどこからサイトへ訪れるかわからないので、altタグを設定し、画像検索からの流入も狙っていきましょう。
補足:altタグ(属性)とは

altタグとは、画像の説明文を書くために大切なタグです。
「alt」は「アルト」ではなく、「オルト」と読みます。
「altタグの設定」と言ったりしますが、「alt属性」や「代替テキストの記述」ともよく言います。
altタグをきちんと設定しておくと、画像検索からの流入も見込めます。
最後に
本記事では、大きくわけると次のことについて解説しました。
- altタグ(属性)はSEO対策となるのか
- altタグ(属性)の役割
- altタグ(属性)を利用しなくても良い場合
- altタグ(属性)の適切な書き方
- その他、画像に関することでやっておきたい対策
- altタグ(属性)の設置方法
- 画像検索によるアクセスを確認する方法
- 補足:altタグ(属性)とは
altタグの設定はSEO対策となるので、書き方や設置方法を見て、実践していただければと思います。
画像検索が少なそうなジャンルでも、少しでも多くのアクセス獲得のために、altタグを設置しておきましょう。
また、altタグの設定以外の画像対策に関することもお伝えしましたので、ぜひ取り組んでいただければと思います。
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